賃貸物件を探していると、「ロフト付き」や「メゾネットタイプ」という言葉を目にすることが多いのではないでしょうか。
どちらも室内に階段があり上に部屋があるという点では同じように捉えられがちですが、実は明確な違いがあります。
そこで今回は、メゾネットとロフトの違いについて解説します。
▼メゾネットとロフトの違い
■メゾネットとは
メゾネットは、室内に階段があり居住スペースが2階以上ある物件のことです。
建築基準法では2階部分も部屋としてみなされています。
つまり、メゾネットは構成上2層の作りになっているのです。
また、1階部分と同じように複数の部屋があり、プライベート空間を分けやすいという特徴があります。
■ロフトとは
ロフトもメゾネットと同様に室内に階段がありますが、建築基準法では収納スペースとしてみなされています。
また、ロフトは天井が1.4m以下で空間は区切られておらず、スペースもそれほど広くありません。
布団を敷けば睡眠スペースとして使うこともできますが、本来は収納するための場所ということです。
つまり、ロフト付きの物件は1層を2つに分けていることになります。
▼まとめ
メゾネットは居住スペースが2階以上あり、建築基準法で部屋として認められています。
一方、ロフトは建築基準法で収納スペースとしてみなされており、空間は区切られておらずスペースもそれほど広くありません。
つまり、メゾネットは1階と2階の2層、ロフトは1層を2つに分けた物件ということです。
それぞれの違いを理解して、部屋探しの際は自分に合った物件を選んでくださいね。